Mystical blog !
「人名の翻訳に関して」
私が若い頃、イスラエル・リガルディーはイズラエル・レガーディだ、ダイアン・フォーチュンではなくてディオン・フォーチュンだ、メイザースじゃないマサースだなどと原語の発音に近い訳語にこだわったが、今は別に日本語で読みやすい訳で構わない、既に日本🇯🇵語で通り名となっている訳でいいのではないかと思うようになった。
Work
魔術用語の日本語で「作業」、「ワーク」などと訳されいる言葉の原語が “work” です。この “work” という言葉、何故こうもまだるこしく訳されているかというと、著述家で翻訳書もある楠瀬啓氏によれば、宗教などと異なり実際に効果のあるものとして使われているのだそうです。
さすがに「作業」という言葉は誤解が多いため、O∴G∴L∴では「修法」、「行法」、そして最近使われて初めてきた「ワーク」と呼んでいます。
Fling roll
黄金の夜明け関連で20年以上も昔に購入したきり、まだ一度も通読していない書籍📚があり慌てている。「飛翔🪶する巻物📜」である。
まだ、序章を呼んでいる段階であるが、内容について多少紹介してみよう。水脈占い🔮(現在日本ではダウジングとして利用されている。)として指輪💍を使ったペンデュラムが紹介されている。また、地下納骨所(黄金の夜明けでいうところの)で行う三脚机占いなども紹介されている。これなどは、占いや水脈占いとは異なるテーブルターニングのようなコックリさんではないかと思うのだが。その他、当時ロンドンで頻繁に催されていた交霊会紛いの様々なエピソードも記述📝されていて退屈しない。
それもそうだろう、黄金の夜明けでは大掛かりな各位階の参入儀礼の以外教義が貧弱だったのだ。恐らくはそういった不満の埋め合わせとして飛翔する巻物が回覧されたと思われる。全352ページある「飛翔する巻物」は読み応えがらあると感じた。
「千年修行」
 去年から魔術の習得には異様に時間がかかると思うようになった。1年や10年でどうにかなるものではないと。
今やっているのが弛緩と書く📝魔術だから、五芒星儀式とかになると、、、。もう、習得したかなとか思っても、バトラーが言うような実際に天使👼が降りて来るなんてのは、何十年かかるか。
儀式のレヴェル
1、儀式次第を覚える。
2、実際にやってみる
3、何らかの効果を感じる。
4、額面通りの奇跡をおこす。
瞑想🧘♂️一つとってもお坊さんが一生を費やすレヴェル。占い🔮だって占い師は一生占いでしょ?
おまけに日本人の場合、英語の習得という課題も。
読書雑感
「ベールをとったイシス」はまだ上巻の終わりぐらいまでしか読んでいないが、バトラーも「本書は大工の庭である」と言っている通り様々な主題について脈絡なしに綴られており、精気体の話しだと思ったらいつの間にか別の話しになったりと、まさしく様々な秘教の教えがゴロゴロ転がっている、そんな本であるという感想を抱きました。
団員規約 発布
4月3日、団内に於いて九ヵ条の団員規約を発布いたしました。
各分室並び研究室及び団外秘ではありますが、団員全員が規約に忠誠を誓うことを全会一致で決定し施行されたことまことにおめでとう🎉ございます。
また、団員が初めて揃った4月1日はまことに記念すべき日であり、当に魔術の学舎O∴G∴L∴創立の日であります。以降、O∴G∴L∴の更なる発展と拡大を願うものであります。
団員、オープンチャットメンバー1人1人を大事に今後も精進、精励していくことをお約束してご挨拶に変えさせていただきます。
春の選考結果発表
本年3月、団員募集のための選考会を行ないました。既に4月1日、合格者全員に結果をお伝え申し上げましたので、その旨団外の方々にお知らせする次第です。
本年、春の選考に合格した方は3名でした。3名の方々はは魔術の学舎O∴G∴L∴の映えある一期生であると同時に創立メンバーでもあります。合格者の皆さん、入団おめでとうございます。
次の選考は9月の秋分の日から10月までの期間に行ないます。
現在日本で最もアクティブな魔術団体のオープンチャット
現在3室で運営しているオープンチャットですが、人数の割合に発言が多くアクティブです。それもそのはず、初期に他グループチャットで発言が多すぎて(?)蹴り出されたメンバーばかり集めましたから。私も蹴り出されました。
皆さんも参加フリーのオープンチャットで魔術師志願者の生のチャットに参加しませんか。オープンチャットなら1年間365日24時間参加出来ます。より多くの方々のご来室をお待ちしています。
魔術の学舎O∴G∴L∴春の選考
2022年魔術の学舎 O∴G∴L∴春の選考開始
魔術の学舎O∴G∴L∴の春の選考が始まり増した。既にオープンチャットでは選考開始のアナウンスを致しました。早い話し団員の募集です。オープンチャットに参加していなくても選考に申し込む事は可能です。締め切りは3月31日までです。入団希望を申し込まれた方は質問事項にお応え下さい。
団員募集
期間:3月28日〜3月31日24:00
合格通知:4月1日
定員:なし。
選考方法:質問状の解答審査
入団希望の方はLINE ID reinhaldt にその旨お伝え下さい。
「アデプト(達人)」
魔術のヘブライ語におけるゲマトリアでは蛇とメシアは同じ数価であるという。偉大なるメシア、イエスやブッダ等はこれに当てはまるだろう。そもそも、こう言った変化(?)を神が引き起こすと奇跡となり人が起こすと魔術となる。イエスは類い稀なる魔術師であり、アデプトであったと言えよう。
巷では様々なアデプト達がいるが、その中で先に述べたようなアデプト(メシア)がいるだろうか。くれぐれも、あまりに軽々しくアデプト(達人)やアデプタス・マイナー(小達人)を名乗ってはいけない。そのように考える次第である。
四大天使の祈り
神の名において支配者として四大の世界を支配している、四大の大天使と呼ばれている4人の力強い大天使がいる。彼らの名はラファエル、ミカエル、ガブリエル、ウリエルであり、キリスト教の伝統では四大の福音書の作者と同一視されている。それ故、子供の祈りの中にこういうのがある。
四人の天使様が私のベッドを囲んでいます。
二人は足元に、二人は枕元にいます。
マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ様、
私の眠るベッドをお守りください。
(「死の門を越えて」より引用。タイトル筆者)
テトラグラマトン
יתזת
は神の名前である。このヘブライの神の名は当時の神官達によって、口にすることも畏れ多いとされ、口にすべからざる聖四文字(テトラグラマトン)と呼ばれる。この風習のため長い時代の変遷とともにその発音は忘れ去られた。
エロヒム、アドナイ(我が主)などの神の別名はこの習慣よって創作されたとされるが、我々カバリストの間では神の働きによって呼び方が異なるという事にしなっている。この封印された神の名を巡って今日も神学的な論争が巻き起こっているが、我々はイェホヴァと読むことにしよう。
悪魔👿召喚?
時々聞く悪魔(悪魔)召喚という言葉、違和感あります。我々の結社(?)では悪魔を呼ぶ場合喚起と言う言葉を用いることにしました。
何故なら20世紀最大と言われた魔術師アレイスター・クローリーが、Invocation (召喚)とEvocation(喚起) を定義して自分より高次の存在を呼び出す場合を召喚 、低次の存在を呼び出す場合を喚起 としたからです。
くれぐれも、悪魔召喚と言ってはいけませんよ。
魔術🪄系タロットあれこれ
魔術系タロットあれこれ
日本で一般に魔術系タロットと呼ばれるタロットが4種類あります。ひとつは、アーサー・エドワード・ウェイト(黄金の夜明け団の初期の団員だった)に寄る所謂ウェイト版(業界ではライダー版とも)で、作画はパメラ・コールマン・スミスと言う女性(女性)が担当しました。このデッキは初心(初心者)者からベテランまで愛用し、最も一般的なタロットではないでしょうか。
もう、二つ目は「トートのタロット」で以前ノートで紹介したアレイスター・クローリーがそれまでのタロットを美しくないとして作られたカードで、あの色合いを出すには造幣局並みの印刷技術が必要だった(当時)と言っていました。作画はフリーダ・ハリスが担当し、発表会当日クローリー本人にくるな!とまで言いました(クローリーは人間として評判が良くなかった。)。
最後の2つは黄金の夜明けタロットです。何故2種類になってしまったかと言うと、かのイスラエル・リガルディーが黄金の夜明け団の資料を盗難されてしまい、現在は彼の記憶に基づき作製されたGolden Dawn Tarot とシセロ夫妻の手になるGolden Dawn Magical Tarot があるからです。
実はまだもう一つ余り知られていませんが「光の侍従会タロット」(S.O.L タロット)というタロットがあります。このタロットについてはそれ以上は私も知らないとい事でよろしくお願いします。
(参考ウェブサイト:西洋魔術博物館)
 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                